東産業は生活排水・工業排水を浄化する施設や
下水道管路、水処理場の施工・維持管理を通じて地域の水環境保全の一翼を担ってきました。
激変する気候変動や、老朽化する水関連施設のなどの
中長期の課題に対し、これまで培ってきた技術と経験を活かし、
地域パートナーと協創しながら、持続可能な水環境づくりに貢献していきます。
さらに、ニューノーマル時代のライフスタイルに対しても、
社員全員で知恵を絞り、丁寧な企業運営を実践していきます。
生活のスタイルは時代とともに変化しており、生活排水も大きく変わっています。
「水」は人の生活にとって欠かせない資源ですが、豊かな生活をおくる上で必ず「水」は汚れてしまいます。
そんな汚れた水をきれいな状態で自然に返すことが水環境の循環となり、「豊かな暮らし」と「自然環境」の共生・調和に繋がります。
東産業は、下水道、浄化槽、排水処理施設などの排水処理施設全般の維持管理業を通して、水環境の保全及び生活環境の改善を技術の力で守り続けることを私たちの使命とし、継続的に地域社会に貢献しています。
一般家庭の小型合併浄化槽から工場などの大型浄化槽まできちんと浄化槽によって汚水処理できているかを定期的な点検・清掃を行っています。
※浄化槽の維持管理は、浄化槽法によって定められています。
また、必ず専門知識が豊富な「「浄化槽管理士」」が行い、国に定められた水質基準を満たしているかを確認します。
●水質測定
●各装置の検査
●消毒剤の点検と補充
●殺虫プレートの補充(害虫駆除)
●周辺機器の点検・清掃
●浄化槽トラブル対応
コミュニティプラント(中規模下水処理施設)や農業集落排水は、集中処理を行うための排水処理処理施設です。
機器の故障停止や事故などのトラブルを未然に防止し、処理施設の機能を十分に発揮できるよう、定期的な保守点検・清掃を行っています。
●水質調査
●機器の調整・点検
●施設設備の確認
●施設内の清掃
各家庭、事業所から出てきた生活排水は、下水道管を通って下水処理施設へ集められ、処理されます。
きちんと下水処理施設に汚水が運ばれるように、下水道管内の調査、補修・更生工事、新設・取換工事、清掃等を行い、下水道のライフラインを守っています。
●管内清掃(詰り除去、木根除去)
●TVカメラ調査
●補修・更生工事(EPR工法、オメガライナー工法、SPR 工法など)
●ライニング工事
●側溝清掃
河川や調整池に堆積した汚泥を取り除くことは、水質や悪臭の改善、生物多様性保全上必要な作業ですが施工方法によっては、環境の破壊(希少種の生息地縮小、外来種の流出などを)や地域住民へ不安を与えてしまいます。
そこで、当社は、地域の行政やNPOらとの環境ネットワークを活かし、工事予定場所について、施工前に調査やヒアリングを通して、環境影響や地域からの要望を把握し、環境負荷を最小にとどめるための取組を行っています。
1)環境アセスメント(環境影響評価)
当社では、工事予定場所の環境配慮方針を策定するため、以下の手順で環境アセスメントを行っています。
①現場確認 ②現場調査 ③文献調査・ヒアリング ④環境配慮書の作成 ⑤現場監督との情報共有 ⑥結果報告書の作成
これらのフローを通じて、それぞれの現場の状況に応じて、どのような環境配慮が必要なのかを明らかにしていきます。
また、三重県とのパートナーシップ協定の締結など地域の自然環境に携わる行政や専門家らとのネットワークがあります。
これ活かして、③、④の作成時には、外部の意見なども積極的に取り入れています。
地域の環境配慮を検討する上で、専門家、企業が保有する情報の統合は、環境を多面的に評価する上で、重要なポイントです。
この取組みは、地域に密着した弊社(社外のお客様が見るので弊社表記に変更)ならではの取組みです。
工事予定箇所の調査、文献調査、市民らが行う水生生物調査結果の情報をもとに、工事で配慮する自然環境を予測します。
調査項目(魚類、水生生物、昆虫、動植物、鳥類、その他、湧水や地域で大切にしている施設等の有無)
工事予定箇所の自然環境を調査します。魚類や鳥類など工事影響を受ける種を中心に調べます。
調査時に、生物を写真や動画で記録します。撮影した写真は、環境配慮書の環境配慮に掲載します。
現場調査と生態調査の結果を踏まえて、どのような環境配慮を行うべきかをまとめた図書です。
調査で見つかった種やその種が工事予定場所をどのような目的で活用しているのか、工事の影響にはどのようなものが想定されるのか、どのように影響を低減させるのか記載しています。
2)在来種の保全
河川や調整池の浚渫工事の際に、魚類や底生生物へ環境負荷を与えてしまいます。
そこで、「環境アセスメント」の評価結果と環境配慮書に沿って、工事範囲の生物の捕獲(移設)、仮設池における飼育、工事後の放流を行っています。
また、工事品質に支障のない範囲で、生物が利用する植物を一部残す取組みも行っています。
すべて植物などを取り去ってしまうと産卵などで植物を利用している生物に影響を与えてしまいます。
都市化する地域では、調整池など人工的に作られた環境も大変貴重な生育環境です。
保全が必要な在来種と駆除をしなければならない外来種を仕分けます。
公園や公共施設など通行する市民らに工事の環境配慮や外来種問題を普及啓発するために、選別容器にラベルを張って掲示などしています。
外来種を流出させないように、専用の装置やネットを現場で作成して設置します。
捕獲した外来種は、殺処分を行います。
生物にはかわいそうですが在来種たちを守るための措置です。
3)環境配慮施工
河川浚渫時・・1)環境アセスメントの結果、希少種等の生息が明らかになった場合は、2)在来種の保全で生物を移設します。
それに加えて工事予定場所に生物が侵入しないようにするために、河川にネットなど侵入防止対策を実施します。
侵入防止を行うことで、工事による生態系に対する負荷を最小にとどめます。
工事予定箇所の調査、文献調査、市民らが行う水生生物調査結果の情報をもとに、工事で配慮する自然環境を予測します。
調査項目(魚類、水生生物、昆虫、動植物、鳥類、その他、湧水や地域で大切にしている施設等の有無)
工事予定箇所の自然環境を調査します。魚類や鳥類など工事影響を受ける種を中心に調べます。調査時に、生物を写真や動画で記録します。
工事予定場所に生物が侵入しないようにするために、河川にネットなど侵入防止対策を実施します。
侵入防止を行うことで、工事による生態系に対する負荷を最小にとどめます。
河川や池に堆積した有機物は、汚泥と呼ばれています。水質悪化の原因となるため定期的に除去します。
東産業では、人種、性別、年齢、学歴、ワークスタイルなどグループ全体で多様な従業員を尊重しながら、一人ひとりの個性を活かし、いきいきと活躍できる環境づくりに取り組んでいます。
また仕事と家庭の両立支援をする制度の充実・風土づくりにも力を入れており、社員の育児休暇、介護休暇、時短・テレワーク勤務など様々な取り組みを継続的に推進しています。
「健康経営」推進の一環として「健康経営優良法人」認定への取り組みをしています。
「健康経営優良法人」の認定資格を取得するためには、「健康宣言」提出し健康推進事業所として認定される必要があります。
(2017年に認定済み)
弊社の継続的な取り組みが認められ、2018年度より3年連続での認定をしています。
2017年に健康宣言書の提出を経て、「健康推進事業所」に認定されました。
※全国健康保険協会三重支部様より認定。
2018年 第3回「健康経営優良法人」に初認定
2019年 第4回「健康経営優良法人」認定
2020年 第5回「健康経営優良法人」認定
第6回「健康経営優良法人」認定は、大規模法人部門2,299法人、中小規模法人部門12,255法人が日本健康会議より認定されています。中でも、中小規模法人部門の上位500社として「ブライト500」の冠が付加されます。
弊社は2年連続で「健康経営優良法人ブライト500」に認定されました。
2024年に「みえの働き方改革推進企業」に登録されました。
働き方を見直し、誰もが働きやすい職場環境づくりに取り組んでいる企業等の優れた取り組みを県内に広めることを目的とした制度です。
弊社は取り組み項目において、三重県が定める基準以上で、3段階で最もランクが高い「★★★」であると認められました。
女性従業員でも活躍推進できる職場環境の整備に取り組んでいます。
女性の個性と能力が十分に発揮できる社会の実現を目指し、
研修・表彰制度などキャリアアップ制度も進めています。
2024年には「女性の大活躍推進三重県会議」の会員となりました。
女性も男性も働きやすく、活躍できる職場づくりを推進していきます。
柔軟な働き方の推進や業務改革、健康経営の推進によって、
従業員一人ひとりが安全かつ健康でいきいきと働けるよう取り組んでいます。
2020年より新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、在宅勤務を導入し、働く環境の整備を進めました。
●テレワーク勤務
●ノー残業デーの設置
新卒・中途採用者の教育支援に取り組んでいます。
●活躍の場を各種資格手当・・・業務に必要な資格を取得すると資格手当として毎月給与支給されます。
●資格取得勉強会・・・業務に必要な資格を取得するために、社内で資格取得プロジェクトを発足。
●資格を保持している先輩社員が講師となり、資格取得のためのプログラムを策定し勉強会を開催しています。
従業員の心身の健康を維持するべく、
社員・会社・健保が一体となって健康づくりに取り組んでいます。
・社員の定期健康診断受診率100%
・ストレスチェックの実施(年1回)
・インフルエンザ予防接種実施(全従業員会社負担)
仕事と家庭の両立支援に積極的に取り組んでいます。
●育児休暇
●時短勤務
●介護休業
国が定める「女性活躍推進法」「次世代育成支援対策推進法」に基づき一般事業主行動計画を策定しています。
女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画
次世代法に基づく 一般事業主行動計画
この度、弊社のCSR・SDGsの取組みをバーチャルに体験をしていただける「東CSRルーム」を開設しました。
今後は、CSRルームを使って、非接触なCSR活動を含めた様々な企画を考えておりますのでご期待下さい。
※対応しているデバイス/ブラウザはMicrosoft Edge、GoogleChrome、Firefox、Safariの全て最新バージョンを推奨しています。
環境配慮施工として、川の浚渫工事を実施しました。(平成27年、30年)
環境配慮施工として、川の浚渫工事を実施しました。(平成28年)