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女性目線でのトイレリフォームのススメ
~女性活躍の職場環境改善~

建物設備管理事業 2022.05.25

働く女性にとってトイレ空間は重要?

女性が働く上で重要視していることは、制度の充実やオフィス環境の充実だけではありません。
以前「従業員が求める働きやすい 環境づくりはまずトイレから!」というコラムをご紹介したことがありますが、トイレ空間は、社員のモチベーション向上につながる従業員にとっては重要な場所です。

特に女性は、身だしなみを整えたり、化粧直し、歯磨きなどで利用するシーンも多く、男性よりもトイレを利用する回数は多くなります。

そんな中で、トイレが使いにくかったり、古い、汚いなど女性の不満がでてくるとストレスに直結することもあります。
男性が多い職場だから考えなくてよいというわけでなく、女性社員を増やしていきたい(女性雇用拡大)」「女性が活躍する職場環境に変えていきたい」など将来的なことも考えた上で、女性仕様に作り替え、トイレを充実する必要があると考えます。

今回のコラムでは、「女性目線で考えるトイレリフォームのポイント」をご紹介させていただきます。
ぜひ、御社のリフォーム工事の参考にしていただければ幸いです。

男性目線と女性目線の違い

トイレ空間で男性目線で気になるところ女性目線で気になるところを見てきましょう!

男性目線で気になるところ

  • 小便器が浅い(跳ね返りがあると汚れる)
  • 小便器の距離(近すぎると隣人と気まずい)
  • 便座の衛生面
  • 床の掃除のしやすさ(汚れが付きやすいので、掃除しやすい床であってほしい)
  • 臭い
  • 蛇口をひねる水栓(手洗い後に汚れる)

女性目線で気になるところ

  • 男女兼用トイレが嫌(同じトイレを使うことに抵抗がある)
  • 和式トイレ(ズボン・スカートの裾が汚れる、トイレのしやすさ)
  • 排泄音が外に漏れる(音が聞こえると恥ずかしい、水を流すと節水できない)
  • トイレの数が少なさ
  • 掃除のしやすさ
  • 臭い
  • 便座の衛生面
  • パウダールーム、鏡の設置
  • 収納棚の完備
  • 見た目(空間の清潔感)
  • 照明の明るさ

男性は衛生面の意見が多いですが、女性は照明の明るさや利便性も重要視しているといえます。
では、実際の事例を交えてお客様のお困り事に対してどういった工事が必要かをご紹介させていただきます。

【5つのお困り事別】オススメトイレリフォーム

お困り事1. トイレが少ない!今ある限られたスペースで施工しないといけない。
新しく営業所や事業所を新設するのであれば良いのですが、今ある広さで施工を余儀なくされる企業様が大半だと思います。
そこで増築せずに今あるスペースで設計し、必要な設備やトイレの数を決めたご提案させていただきました。

お困り事2.  幅広い年齢層の人が使いやすい和式トイレから洋式トイレにしたい。
工場や倉庫では幅広い年齢層の方が働いています。
また、若年層の男性はもちろん女性社員も洋式トイレを好む傾向があります。
和式トイレよりも楽な態勢で用を足すことができ高齢者の従業員も快適に使っていただけるように施工し、改善いたしました。

お困り事3. 床が掃除しやすく、臭いが染み付きにくいトイレにしたい
一番多い悩みダントツの1位・2位の「臭い・掃除しにくい」
臭いが気になると使いたくなくなり、掃除がしにくいと不衛生。使う人・掃除する人どちらも不満ですよね。
そんなときは、臭いが付きにくく、掃除しやすいクッションフロアへの張替え工事をお勧めします。
床材以外にも、壁材や壁紙も臭いが付きにくく、掃除しやすい材質があるので、併せてご提案も可能です。

お困り事4. 照明が暗く、古臭い。今どきの照明で明るくしたい。

トイレ空間は、暗い空間になりがちです。狭い空間でなおかつ暗い空間ですと気持ちも沈みます。
照明一つでトイレの印象もパッと変わりますので、照明の交換も合わせて施工させていただきました。

お困り事5. 同じ敷地内のトイレの品質レベルを統一したい

職場の階層によって工事時期がバラバラになり、トイレの品質が統一されておらず、社員からは「あっちのトイレはキレイ、使いやすいのに…」という声があるとお伺いしました。
フロアや建屋が違っていても同じ会社の設備であれば、品質も同じものにしていきましょう!

番外編

パウダールーム・洗面スペース

女性従業員に喜ばれる設備である「パウダールーム」。身だしなみを整える全身鏡の設置、広々とした洗面スペースなど便座周りの設備を変えるだけでなく、女性特有のニーズに応えていく設備改善も大切です。歯磨きや化粧を直しなど利便性に優れた導線作り・設計をしていきましょう!

非接触のタッチレス水栓

あらゆる業種の職場にまだまだ多いのが、蛇口をひねるタイプの水栓です。
今のご時世だからこそ、従業員に安心してもらえる設備へ変えることも重要。
非接触のタッチレス水栓に取り換えることで、感染症対策や衛生面の改善に繋がります
水栓の取替え工事のみも施工可能です。

収納棚の設置

今のトイレ内に収納棚がなく、トイレの洗面台の下にサニタリー、化粧ポーチ、歯ブラシなどを収納しているという声を多く聞きます。
女性は常備物が多く、収納棚があるだけで助かります。女性従業員への気遣い、要望に応えた設備として「収納棚」の設置はお勧めです。

防音機能、防音壁、防音ドア

職場によっては、トイレと事務所が壁一枚なんてこともあります。
トイレ横が事務所や休憩スペースだと音漏れも心配です。
トイレの音を聞かれたくないという悩みには、防音壁防音仕様のドアに変更することで遮音・防音への配慮ができます。
また、凝音装置の設置は後付け工事が可能ですので大変お勧めです。

フィッティングボード

トイレ内での着替えに役立つのがフィッティングボード(着替え台)です。
トイレ内で着替えるとき、裾が床につかない、汚れないなどのメリットがあります。
トイレ空間の小さなスペースの有効活用にいかがでしょうか。目隠し用のカーテンも取付け可能です。

まとめ

最後に、上記事例を含め、具体的に御社の施工可能なスペースに対してどのような設備や機能が「従業員に喜ばれるか」という視点でリフォームすべきかが検討基準になってきます。

【リフォーム検討基準】

  • 女性目線での設備の設置(全身鏡、広々とした洗面スペース、パウダールーム、収納棚)
  • 男女別のトイレを設ける
  • 掃除しやすく、臭いが付きにくい材質に変える(床材、壁材)
  • 今あるスペースの範囲内で増築せずに設計する
  • 和式トイレから洋式トイレへ替え、幅広い年齢層の従業員が利用しやすいようにする
  • 感染予防対策や衛生面への配慮として非接触設備へ取替える
  • 明るい照明へ取替える(自動センサー含む)
  • 同じ建屋・敷地内のトイレ・設備の品質を統一する
  • 防音機能、防音壁、防音ドアの音漏れ対策

トイレ空間は社員のモチベーションに大きく左右する重要な空間です
多様化する企業、職場環境に合わせたトイレ(化粧室)づくりを行えば、従業員が安心・快適に利用でき、リフォーム後に設備担当者様、経営者様に従業員からの喜びの声が届くこともあると思います。

細かい部分にまで気を配り、女性への配慮だけでなく、男性や幅広い年齢層の従業員への配慮も考えたトイレリーフォームを目指しましょう!

四日市市トイレリフォームに使える補助金

現在、四日市市中小企業を対象にトイレリフォームに使える補助金制度の公募があります。
補助対象経費の2分の1以内とし、1回につき上限50万円。

※コロナ禍で各メーカー、トイレ関連の部品調達・生産遅れが発生しています。その影響で、
通常より2 ヵ月程度の工期を要しますので、お早目のご検討・ご依頼をお願い致します。

ご面倒な補助金申請のサポートもいたしますので、ぜひ一度ご検討下さい。

お客様の事業形態によって提案できるプランはさまざま。
現状をしっかりと見極め、最適なプランをご提案できるようにしっかりとヒアリングを実施したうえで、計画から運用まで一生涯のサポートをさせていただきます。

トイレリフォーム、
補助金申請のサポートもお任せ下さい!

まずは気軽にお問い合わせください。

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