サステナビリティ 2022.11.30
みなさん、こんにちは。東SDGs推進担当です。
鈴鹿山脈は紅葉が進み、とても美しい景色が広がっています。少し前までは、野外授業で小学生と河川に入って調査をしていたのに、気がつけばもう11月。来月で今年も終わりですね。
秋は「食欲の秋」という言葉にふさわしく、たくさんの食材が旬をむかえます。その中でも今回は、三重県四日市市で作られている三滝川のお米に注目したいと思います。
東産業では普段の業務で「水をきれいにする仕事」をしていますが、下水道や浄化槽から水が出ていくところまでを特に注意して見ています。これは、法律で定められた基準まできれいに処理できているかチェックするためです。
みなさんはきれいにしたあとの水が「水路や河川でどのように利用されているか」知っていますか?
実は、水路や河川の水の多くは農作物を育てる上でとても「大切な水」として使われています。三滝川の水も同じように農作物を育てる水として活用されています。
河川や水路から
田んぼに注がれている豊富な水
その水を吸って
ぐんぐんと成長
自らの重さで頭を下げるほど
実ったお米
こうやってきれいな水がおいしいお米を育てている!というわけです。
そんな景色を見ていると下水道や浄化槽が存在する意味や私たちの仕事の価値が見えてくるような気がします。
また、農作物を育てる水を運んでいる河川や水路にも感謝ですね!
水は循環しています。循環する流れの中で汚れてもきれいにするからこそ、何度でも使うことができるのです。
私たちはお家や学校、会社など、いろいろな場所で毎日水を使います。私たち東産業は使われて汚れた水を再びきれいにし、川へ流しています!
水の循環について、くわしくはコラム「川のはじまり」へ
三滝川流域の田んぼを見ながら、水をきれいにすることが地域の田んぼを守り、農作物を育て、私たちの食卓を彩ってくれていることにもつながっていると改めて感じました。
東産業では「自然環境との共生・共存」について企業としてどう取り組むべきかを一緒に考え、これまで培ってきた技術と経験を活かし、持続可能な水環境づくりに貢献していきます。その他、SDGsやCSR活動の取り組みについてはサステナビリティ基本方針をご覧ください。
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