サステナビリティ 2022.09.21
みなさん、こんにちは!今回は三滝川の自然について紹介します。
四日市市内を流れる三滝川は、菰野町の御在所岳(ございしょだけ)からはじ
まり、伊勢湾(いせわん)にそそぐ河川です。
川のはじまりについて、くわしくは他のコラムで紹介しています。
▼川のはじまりについて楽しく学ぼう▼
菰野町、四日市市内の街中を流れる河川ですが、流域(りゅういき)に下水道や浄化槽(じょうかそう)が整備されているため、上流から下流までとても透明度(とうめいど)が高く、魚をはじめとする多くの生きものが見られます。
毎年当社では、地域の子どもとその保護者の方に、三滝川の自然の魅力(みり
ょく)を伝える環境イベント「三滝川探検隊(みたきがわたんけんたい)」を
開催しています。イベントを通して、身近な河川の魅力にふれながら、「川を
守りたい」という気持ちを高めてもらいたいと考えています。
実際のイベント内容をご説明します。
1.魚のつかまえ方や川の危険などを説明
2.川に入って生きものをつかまえる
3.つかまえた生きものを持ち寄って、魚の見分け方や特徴を学ぶ
イベントの開催場所はこちら↓
今年も30名を超える市民の方が参加してくださいました。参加していただい
たみなさん、ありがとうございました。今回見つけた三滝川の自然を紹介しま
す。
参加してくださった方にアンケートを実施したところ、全員に「三滝川を含めて、河川に対する興味関心がとても高まった」と答えていただけました。
また、
など、うれしいお声もいただきました。
今年も多くの生きものを見つけることができました。毎年、四日市市の河川に「アユ」がいる
ことに驚かれる方が多くいらっしゃいます。今年は魚の影は確認できたのですが、残念ながらつかまえることはできませんでした。
四日市市を流れる河川の多くは、河口の近くに堰堤(えんてい)が備え付けてあります。
堰堤とは、農業用などの目的で川から水を引くためのもので、小さいダムのようなもの
です。
堰堤があるとアユが遡上(そじょう|流れをさかのぼること)できなくなってしまします。
そのため、アユが見られる場所が三滝川のほかに、近くであれば鈴鹿川などに限られるそうです。
三滝川の両岸(りょうがん)は、散策(さんさく)できる歩道も設けられています。朝夕は、散歩やジョギングなどを楽しむ人が多く訪れます。みなさんもぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
きれいな川は魅力がたくさんあります。この環境を維持していきたいですね。
東産業では「自然環境との共生・共存」について企業としてどう取り組むべきかを一緒に考え、これまで培ってきた技術と経験を活かし、持続可能な水環境づくりに貢献していきます。その他、SDGsやCSR活動の取り組みについてはサステナビリティ基本方針をご覧ください。
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