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工場排水のトラブル回避!
~除害施設で安心の排水基準~

水処理事業 2024.11.27

除害施設とは

下水道の安全と環境保護に欠かせない
「除害施設」についてご存知でしょうか?
下水道に害を及ぼす悪質な汚水に含まれる有害物質を取り除き、公共下水道へ安全に排水できるようにする施設が「除害施設」です。

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【事例紹介】除害施設でよくあるお悩みと解決策
~排水基準クリアへの対策~

課題1:食品の材料変更による排水基準値超過の可能性

食品工場を運営しているA社。これまで問題なく水質基準を満たしており、下水道に放流していたが、油分を多く使用する商品を取り扱うようになってからノルマルヘキサンの値が増え、「下水道法」で定められた基準値を超えそうになることもあり対策が必要となった。

対策

凝集施設を設置することで油分を取り除くことができるようになり、下水道へ流す排水を基準値内に安定させることができた。

凝集沈殿処理装置の一例

課題2:社員食堂新設によるノルマルヘキサン値の上昇

B社の工場から出る排水は下水道法に抵触するようなことはなかったが、新しく社員食堂を運用し始めたらノルマルヘキサン値が上昇したため対策が必要となった。

対策

加圧浮上方式の除害施設を設置し、油分を除去することで排水を安定させることができた。

加圧浮上方式

課題3:既設除害施設の老朽化による水質悪化

除害施設の老朽化に伴い、下水道法の水質基準を超過する可能性が高くなってきた。

対策

設備を更新するとともに除害施設維持管理のフロー改善も実施。基準値をクリアし、排水の水質も安定した。

要注意!排水基準違反で受ける罰則

法律上は故意・過失問わず罰則適用

もし排水基準を超える排出水を排出した場合
法律上、
6月以下の懲役又は50 万円以下の罰金(過失による第 12 条第1項違反は3月以下の禁錮又は 20 万円以下の罰金)」が適用されます。

まとめ

除害施設には明確な基準が存在せず、排水の性質・状態と下水道の投入基準に基づいて必要な処理方法や規模を個別に設計する必要があります。
除害施設を含め排水処理施設の設計・施工やその他水質対策については、専門知識を持つ会社に相談することが近道となります。

・有資格者による営業&現場作業
水質関係第1種公害防止管理者、1級・2級管工事施工管理技士などの資格保有者がメンテナンスを実施しますので、修繕立案も可能です。
・実績に基づいた知識と技術
排水処理施設の修繕及びその他実績年間/約500件と、多数の実績があります。

東産業では、水質調査をはじめお客様のご要望をヒアリングし、最適な解決方法を検討したうえでご提案いたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。

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現状をしっかりと見極め、最適なプランをご提案できるよう、ヒアリングを実施したうえで、
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