サステナビリティ 2022.05.24
私たちの生活を支える水!そのはじまりは、雨の水を蓄(たくわ)えた森から湧(わ)き出る小さなせせらぎです。
よくNHKや学校教材で、関東の「川のはじまり」を取材したものが素材として使われています。ですが、この地域の川のはじまりに注目した資料がありませんでした…。
だから今回紹介する写真や映像は、とても貴重なんですよ!
地域の川のはじまりを知ることは、地域の環境への興味関心をもつきっかけになると思います。
それでは、鈴鹿川の「川のはじまり」についてみていきましょう。
私たちは、普段たくさんの水を利用して生活しています。私たちが普段使う水は、環境省が出している資料(引用:『平成22年版図で見る環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書』)によれば、1人1日約200リットルにものぼると言われています。
日本はたくさんの山がある地形です。かたむきが大きいため、雨となって降った水がすぐに海へと流れてしまいます。
しかし、幸いなことに、国土の約70%が森林であるため、森が「緑のダム」として機能(きのう)します。そして森に降った雨を適度(てきど)に保ち、少しずつ海へと流しています。
森のこの役割について、少し難しい言葉でいうと「森林の生態系(せいたいけい)サービス」と言います。
次は実際に、雨の水をため込んでいる森の様子を動画で見てみましょう。
撮影:東SDGs推進担当
降った雨が土の中にゆっくりとしみ込み、だんだん地下水(ちかすい)となって流れだし、やがて地下水が地表(ちひょう)へと流れ出てきています。
これが「川」のはじまりなんです!小さな流れですが、立派な川になっていることがわかります。私も今回の取材ではじめて川のはじまりを目撃しました。とても感動、感激しました!!!
岩の下を流れる水の音が特に、とてもすばらしく感じました。みなさんもぜひ、耳をすませてお聞きください!
この川は、この後いくつもの小さな流がつながり、大きな流れになっていきます。
東産業では「自然環境との共生・共存」を企業としてどう取り組むべきかを一緒に考え、
これまで培ってきた技術と経験を活かし、持続可能な水環境づくりに貢献していきます。
その他の取り組みについてはサステナビリティ基本方針をご覧ください。
ハッシュタグから記事をさがす